あなたは「チチカブ」というお肉を知っていますか。
希少部位ではありますが、焼肉屋やホルモン屋などで見かけたことがあるかもしれません。
今回は「チチカブ」についての
・部位の特徴
・味
・オススメのレシピ
・ネットでの購入方法
などについて解説します。
牛のチチカブとは?どこにある部位?
牛の乳房(乳腺)のことを言います。
下処理の段階で乳汁をしぼりだして、よく洗ったものが食用として
食べられています。
メスのみからとれる部位で、基本的には2対4個の乳房があります。
ただし、それぞれの牛によって個体差もあるので、乳房の個数は一定ではありません。
簡単に言えばチチカブは牛のおっぱいと言うことですね。
牛のチチカブの特徴と味
程よく歯ごたえがあり、クリーミーな味わいが特徴です。
焼き料理や煮込み料理として食べられています。
その他にも牛脂や油かすとして加工されて使われることもあります。
次は豚のチチカブについて見ていきます。
豚のチチカブとは? どこにある部位?
豚の乳房(乳腺)のことを言います。
基本的に胸からお腹にかけて7対14個の乳房があります。
こちらも牛の場合と同じように一匹一匹の豚によって個体差があります。
乳房の数が6対や8対のものもいれば、左右の個数が違う豚もいるそうです。
豚のチチカブの特徴と味
独特な、まろやかな味わいがあります。
ぷりぷり、コリコリとした歯ごたえの中に
ほのかな甘みを感じることができます。
他の部位で例えるならば豚トロに似た食感と味といえるでしょう。
チチカブのオススメレシピ
牛と豚、それぞれのチチカブについて特徴を見てきました。
ここからはおすすめのレシピを紹介します。
焼肉の場合は、表面に焦げ目がつくぐらいにカリカリに焼くのがおすすめです。
香ばしさ、弾力、味の濃さなどを味わうことが出来ます。
その他にも塩焼き、から揚げ、砂糖・醤油・みりんでの煮込みなどがおすすめです。
牛も豚も同じ調理方法で料理することが出来ますので試してみてください。
牛と豚のチチカブは通販でいくらくらい?
上の項目ではおすすめのレシピを紹介してきましたが、
自宅で料理したいと思った場合、どこで購入できるのでしょうか。
ここではネット通販でどのくらいの値段で買うことが出来るのか、
牛と豚それぞれの値段を調べました。
まず牛のチチカブですが、国産1kgで2,160円でした。
筆者が調べた限りだと、この流通しているのは、この1商品だけでした。
業務用という表示がありましたが、一般の人も買うことが出来るようです。
対して豚のチチカブですが国産200gで360円でした。
こちらは一般の方用の商品のようです。
今回調べて分かったことは、牛も豚もネット上の流通がとても少ないということです。
さすが希少部位ですね。
豚のチチカブはスーパーや街のお肉屋さんなどで見かけたという声も聞かれます。
運よくチチカブに出会えた際には、ぜひ購入して料理してみてください。
まとめ
今回は牛と豚のチチカブについて、部位の特徴や味、
オススメのレシピ、購入方法などについて解説しました。
チチカブは独特な食感とクリーミーな味わいが特徴の部位です。
希少部位なのでネットや実店舗での流通は少ないですが、
炒め物、煮物などにして家庭でも調理を楽しめる部位です。
飲食店でも、自宅での食事でも、チチカブに出会えた際にはぜひ味わってみてください。
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